MS&GTMフレーム考察:すべては騎士剣技の為に
静岡ホビーショー2016が終わってすぐ
東京秋葉原でトンデモない立体物を見せられる。

四半世紀前に想い焦がれた立体物が
完全な姿で眼前に。
しかも
しばらく待てば
誰もが手に出来るマスプロダクツとして届くという。
マジすか。


1/144 ka:MSA-0011
1/144 ka:RMS-142


もはや
設定どおりの立体物単体を造型構築する現場では
プライベータ模型師の見せ場が無くなっていくんだな。

静岡展示会でも
出来がよくても設定どおりの形状、配色では
視線スルーされることが多く
皆様、眼が肥え過ぎてる状況かと
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で。
当方も手を動かすこと 再開。

改めて
人型可動骨格各種を組み上げ。

IBO関連MSフレームは
それぞれ味があって良い。
車で喩えると
バルバトス:機能をメカギミックで実現する70年代フォーミュラ
バルキュリア:ワイヤコントロールシステム実装した90年代F-1
グレイズ:モーター駆動で構造は面白みに欠ける2010年代電気自動車
といったところか。
個人的には簡易であってもフレームがあったほうが
上記のように構造考察ができて面白い。

てことで
バルバトスフレームは
MGほど複雑でないのでいじり易く
胴体延長に続き大腿部でも切断5mm延長。

そして
設定どおりの形状にはきっとならないが
唯一無二の立体物構築を目指して
GTMライオンフレーム。
MH:モーターヘッドは
眉目流麗!見た目は格好良いが
騎士のごとく剣を振るうのは無理でしょ?というデザインが大半だ。
・か細い手指
・大きな肩
・張り出した胸
・巨大な飾り角
など。
特に剣聖騎シュペルターがそうだ。
これらを大きく換骨奪胎し
騎士の剣技を再現できる構造として新たに考えられたのが
GTM骨格だ。(と推察
小さくなった胸
ほぼなくなった肩
伸びた頸
控えめになった頭部ツノ
関節ブロックが増え伸びた腕
ゴツく大きくなった手
これらはすべて
ロボットが剣を振るうためのリ・デザインだ。
最初見たときには
「なんてことをしてくれたんだ・・」
「人型を外し過ぎてキモい・・・」
と思ったが、上記のように理由を理解すると
デザインの必然性が見えてくる。
それでも
ナガノ氏の画力では最新本編でも
充分に格好良く剣戟を行っているとは言いがたいが。
※それに引き換え冨樫氏の圧倒的画力・・・
大迫力のヒソカvsクロロ
デザイナーと漫画家の違い か・・・

実際のツインスイング関節とは違うが
他キットの可動フレームを継ぎ足し
GTMっぽいラインを構築。
ここからパーツを足し
それっぽく見えるように加工していく。
次は膝に
擬似ツインスイング関節を。
つづく。
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