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MSA-0011[Bst]PLAN303E DEEP STRIKER 解説





二律背反な酷暑の2018年、夏。



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嗚呼、面白かった
シンカリオン×エヴァオンゲリオン。



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そして謎ポージングが失笑を誘うNT。
困ったもんだ。




本題。
宿題 完了。


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MSA-0011[Bst]PLAN303E DEEP STRIKER
デザイン解説:

1988年6月
本編終了後
提示されたセンチネル版MSVのひとつ。
小説パートには未登場。

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巡洋艦アーガマに搭載された主砲と同じ型の艦載用大型ビーム砲を装備。
その名の示す通り、莫大な加速力で敵陣深くに突入し、
戦艦の主砲で一点突破(一撃離脱)を図るという強襲型のコンセプトである。
Iフィールドジェネレーターをコクピット前面に配置して
パイロットの生存性を高めているものの、実現には天文学的な予算が
必要であることや、旋回性能などMSとしての機動性について
シミュレーション上で十分な性能が得られなかったことが災いし、
結果としてMS部位の必要性が疑問視され、
机上プランのみで終わっている。

随伴機として、Ex-Sガンダムのバックパックを手足に代わり
4基装備したΖプラス(MSZ-006C1[Bst] ハミングバード)も計画されたが、
こちらも計画のみで実際には建造されなかった。

というのが元設定。

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恐らく
1/144キットが発売された以降の連載展開を鑑みデザインされた。
キット改造で頑張れば、こんなバリエーションも作れるよ、
の最大値。
金型費制限等の事情から当時発売された
ブースターユニット装着型はかなりしょぼかったので
そのカウンター案提示の意味もあったと思われる。

モデラーへの挑戦状。

無論当時、伊勢氏以外に完成できる猛者はいなかった。
その後、オペレーションS:で高梨氏がスクラッチ。
大賞獲得。

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その後
マスプロダクトとしては
2003年発売GFF#0013が唯一。
良い出来であったが所詮はゴム人形であった。
手を加えることは困難。無念。



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そして2018年。
酷暑の終わりとともに
センチネラー宿願のひとつ
ディープストライカー 当工房でも無事完成。
しかも、1/100.!



製作解説:
2018年1月発売告知
2018年3月発売
2018年8月完成
1/100MG版
MSA-0011[Bst]PLAN303E DEEP STRIKER


よくぞ一般発売を実現してくれました。


高額キットではあるので
買っただけで終わらすのは勿体ない。

他案件と並行して製作したため
足掛け5か月掛かったが、
実質的製作期間は3か月程。

初出から30年目の奇跡に感謝しつつ
手を入れるポイントを明確にして進行。



ご存知の通り
同キットは2002年発売のMGリデコキット。

完全新規パーツ
・頭部
・胸部
・ブースターユニット
・大砲ユニット
は完璧なので、そのまま。


問題点は2つ。
・プロペラントタンク
・展示台

これをなんとかする。


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4本のプロペラントタンクは
2014年ブースターユニット装着型開発時のもの。
これがまぁぞんざいな形状で。

改修はさっさとあきらめて
太さ、長さ、形状が完璧な
MGフルアーマーユニコーンのものに変更。


展示台は
なんでもプラ成型品で済まそうとする弊害というか。
旧Ex-S版の頃から不格好。

プラで無理な重量ならば
異素材で構築しちゃえばいいじゃん。
てことで

1/220MA-08ビグ・ザム製作時にも採用した
木製ブラックボード+金属支持棒に変更。

ボルト&ナットでしっかり固定できるため
股間位置一点のみで飛行姿勢展示が可能。



ついでに
機体姿勢がやや前のめりになるよう角度調整。
この辺はオリジナル画稿準拠で。


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更に同画稿から類推しビームスマートガン懸架方法を修正。
右手でグリップを持つと銃口が正面を向かないため
サブアームによる保持に変更。

空いた右手には
MSZ-006 ゼータプラス用ライフルを追加。

また、作戦行動中にランディングギア出しっぱなしはダラシナイので
あえて切り刻み、収納した。

工作はこれで完了。


塗装:
編隊展示をするハミングバード2機が赤/青のため
遂に念願の「緑色のSガン」を実行。
元ネタはセンチネル0079最終回
読者投稿イラストから。


赤は緑の補色となるため
ノエルっぽくならないよう留意して調色しつつ
各部赤を塗装。やや黄顔料を追加。
左腕のマルチセンサーユニットは
義手感を強めるため黒系に変更。


メインの白は
ややグレーにふって実在感を付与。
まぁ気分で。
オリジナル画稿もだいぶグレーに振っている。
成型色のような真っ白に塗ってしまうと
汚したくなくなる弊害を除去。

更に本体と追加武装は
微妙にグレーの色合いを変えている。
画像には映らんなー

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最終工程。
うるさくならない程度にコーションマーキングを貼り
オリジナルブレンドしたセミフラットクリアーを塗布。

細かいメカディテールは極力塗り分け
塗装工程完了。

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最終組み上げ。
メーカー完成見本に比し
展示台刷新、各ユニット位置を調整し
緊張感を全身に持たせた
緑色のSガンダム:突撃仕様 完成。


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バックビュー:
MS本体の必要性が疑問視されたことが充分納得できる。



センチネラー人生の宿題、ひとつ完了。

宇宙世紀史実では実現していない
ハミングバードとの小隊編成は
画像に収めきれないので
10月大阪モデフェスでぜひ現物でご確認ください。


次回
2019年
1/100Ex-S製作に
つづく。

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