今はポコちゃん1号:AKD帝騎マグナパレス
永野護氏がZZデザイナーを降板し
「FFC」連載後、
Newtype誌面で連載開始したロボット漫画「五つの星の物語」
第1話クライマックスに登場し
広大かつ膨大なジョーカー星団世界の御伽噺
その始まりを告げる号砲を放ったのが
主役メカ:ザ・ナイト・オブ・ゴールド 略語表記the K.O.G.。
当時ZZがつまらなかったのと
ガンプラに飽きたユーザーが
複雑極まりないナガノデザイン立体化に嵌ったため
模型界では一気に盛り上った。
特に、今までになかった
同一デザインを複数メーカーが競作する環境が面白かった。
そして各メーカーが凌ぎを削って製品化したのが
LEDミラージュ、黒騎士バッシュ、ジュノーン
そしてK.O.G.だ。
時に西暦1988年
東京池袋パルコ「POST HOBBY」店頭で
ラーク謹製「1/100 K.O.G.」キット¥15000が飾ってあって。
同時期、1/100RX-93νガンダムが¥2500
K.O.G.は学生が気軽に買える値段ではなく、
池袋に行く際には必ず寄って飽きず眺めたものでした(泣
その後、社会人となってから中古品を入手し
ようやく憧れのキットを組み立てたものの。。
簡易インジェクションプラ
+ダイキャスト+ソフビパーツという複合素材。
ガタガタの勘合・・・・
組めないよ!(号泣
挫折。
その後、ボークスGGIという
簡易インジェクションキットも発売されたが
これも勘合辛く、完成せず挫折。
と、K.O.G.は憧れのデザインでありながら
なかなか「貴方の物にはならないわよ」と
手から零れ落ちていく。
そして
池袋での遭遇から 30年。
価格¥30000を問題としない経済力を得て
難しいパーツ構成を無事組み上げる技術が付いたのと
綺麗に塗れる新型塗料進化と塗装経験の蓄積により
一ヶ月ほどの製作期間で無事完成。

1/100ボークスSSS the K.O.G.


塗装レシピ
下地:フレームメタリック01
金第一層:ガイアEXゴールド
金第二層:ガイアスターブライトゴールド

二層をしっかり厚めに吹いたのち
#4000で研磨。塗面を平滑にし磨き出し。
綺麗に出来ました。
見事な原型に感謝。

いままで完成できなかったthe K.O.G.、百式
ごめんなさい。

MH the K.O.G.はこれで上がり。
次はGTM 帝騎マグナパレスだ。
ポコちゃん1号はやらない。
つづく。
