第三の足は好きですか:お台場ユニコーンとヤクトピンヒール

台風19号の猛威に耐え
お台場の地に逞しく立ち続けるRX-0ユニコーン。
流石に台風に負けて倒れちゃったら残念すぎるので
恐らく風速100mでも大丈夫な余裕を持った強度設計がされていると思われ。

ところがこのRX-0に強度確保のため
股間から第三の足が伸びて地面に突き刺さって支えられていたらどうだろう。
いささか興醒めではないだろうか。

ロボットデザインは自立してこそ。
逞しさ、力強さはしっかり二本の脚で立って初めて表現できる。
支えがなくば立っていられないロボなど
AFパルテノに言わせれば、こんな仕打ちが相当だ。

FSS本編第4話
単行本6巻最終ページ
ミラージュ騎士NO.2シャフトに向けて放った台詞
「テメーノファッキンケツノ穴、アタイノ腕デフィストファックダ!!」

連載当時、読者ドン引きの強烈な一言。
そんなワケで
如何ともしがたい事情がある場合を除き
ロボット立体品は二本の足で自立させるべきだと思う。
※持論
特に飛行姿勢展示でもなくそうする意味もなく
机上に素立ち展示するのに
メーカー純正ベースで股間に支持軸打ち込みは
エンタメロボットの一番大事な「力強さ」要素を失ってしまっている。
※個人の感想です
各関節が緩くて自立せず転倒の恐れがある?
→作り方が悪い。後はめ加工多用の悪影響。
背負い物が重くて自立しない?
→股間に棒をぶっ刺す以外の見栄えよい支持方法を考えよう。

てことで
9割方は天才原型師谷明氏の功績だが
1/220ヤクトミラージュはピンヒールで自立する。
凄い。
本物の女性と同じく、ほぼ爪先2点支持で立っている…

無論、このままでは震度2程度の揺れで転倒するので
「ケツノ穴フィストファック」以外の方法で
転倒防止策を講じる。
つづく。
