人形は顔が命:顔以外はどんどん取り替えてみた

2019年12月14日
「シン・ウルトラマン」デザインが喝采をもって概ね受け入れられる一方で

2019年12月14日
40周年記念ガンプラ「G40」では、改めてそのデザインに賛否両論。
恐らく大事なのはオリジナルに対するリスペクト。
そして最も大事なコトは
「顔は変えちゃダメ」。
ヒト型をしたデザインに対し
大抵の人は「顔しか見ていない」ので
顔以外は結構変えても大丈夫。
そして顔がイメージと違うと、拒否られる。

メタルビルド版EVAは全身に渡って大幅にデザインが変わっているのだが
顔はほぼ同じなので誰も文句を言わない。

「シン・ウルトラマン」は成田亨氏デザインにより近づけてるので
誰も文句を言わない。
「G40」は顔が違う。違い過ぎる。
例えば映画やドラマで
広瀬すず嬢や橋本環奈嬢の配役を
ブサイク女芸人とかに変えたら大炎上するでしょ。
「顔がイメージと違う!」と。
人形は顔が命。
てことで本題。
エルガイムマーク2:以下mk2

1984年アニメ用デザインを2020年に完成させようとしているので
そのまま作ってもつまらない。
上記事例のように、格好良い顔はそのままに
四肢胴体はそれなりにいじってみよう。

FSS
GTM版マーク2やMHスピードミラージュでも
顔がほぼmk2なので受け入れられている事実から。
仮説:エルガイムmk2も顔を変えなければ
体、手足は相当いじっても大丈夫。
ではどこをいじるか。
基本的にアニメ作画用に相当、線を減らされてデザインさせられているので
永野氏本人も恐らく顔以外は結構適当なのがmk2。
今回、いじるのは5箇所。

1:胸が貧乳すぎる
主役メカなのに胸がただの板装甲。
ここはさすがに盛って凸凹させたい。
格好良い顔に似合う立派なお胸へ。
目指せC-cup
2:股間が恥ずかしい
この世で一番格好悪いパーツのひとつがmk2の股間装甲。
適当な描線、無意味な6穴ソケット。
格好良いブーメランパンツにしよう。
3:ニークラッシャーが弱々しい
凶悪な打突武器なはずなのになぜか弱そうな。
手癖で描いた曲った描線。これじゃ貫けない。
直線的で刺さりそうな固そうな形状へ置換。
4:肩の吊り下げフックがイヤ
プローラー変形時にエルガイムがぶら下がって移動。
恐らくカントクリクエスト部位だろうが
高速飛行する物体にこんな貧弱なフックにつかまって飛ぶなど
まぁみっともない。
シン・ウルトラマンの背びれ同様、撤去。
5:腕が貧弱
特に下腕が急にやる気がなくなったかのように超適当デザイン。
これもこの世で一番格好悪い腕パーツ。
まるっと差し替えよう。
以上の改修を実施、2020年完成用に切った貼ったしたのが、こちら。

1:豊胸手術
海老川デザインは癖がなく、使いやすい。
立体映えする30㎜キットから主役機っぽい胸部パーツを移植。

2:ブーメランパンツ
作画が面倒そうなヒンジやフレームは
昔は隠していたが今は表面に出すのがトレンド。
左右についてた補助翼は似た形のフレームパーツへ置換。
6穴ソケットは廃止し、プローラー時に機体中央にバスター砲を懸架できるよう
真ん中に一か所ソケットを設置。

3:ニークラッシャー
確かロボデザインではmk2が元祖?
その後、ZZ、Sガン、ガオガイガーと受け継がれたが
形状はZZ系列のが良さげ。
最新HGUCシルヴァバレットサプレッサーから強奪。

4:謎ディテール追加
懸架用フックを撤去し空いた空間は適当なメカパーツで穴埋め。
こういう時は寿屋斑鳩系列パーツが便利。

5:似合う腕捜索
やはり海老川デザインは癖がなく、使いやすい。
肘関節カバーが似ていた鉄血グリムゲルデの腕を移植。

以上で本体改修 完了。
永野至上主義者が見たら怒られそうだが
きっと塗ってしまえば馴染んでしまい、バレやしない。
装備改修へ つづく。
