よみがえる78ガンダムと未完成に終わる病について
2020年9月末発売
サンダーボルト16集の書影が出ましたー

物凄い複雑な思い入れが滲み出る16集表紙アート

超有名なファーストOP最後の決めカット
ルナツーを背景にRX-78が飛翔する格好良い画だが本編にそんなシーンはない。
深読みすれば78がサイド7に搬入される前に
ルナツーで空間機動試験を行っていた様子、と推察できる。
その有名なカットをモチーフにサンダーボルト現状の主役機
パーフェクトガンダムを格好良く描画。
素晴らしい。
本編舞台はルナツー。
ちなみに小学館では
連載継続中の単行本は「集」
完結済作品の単行本は「巻」と表記する慣例となっている。
サンダーボルトシナリオの根源がMSVにあるのは間違いない。
フルアーマーガンダムvs高機動型ザク06R-2
水中用ガンダムvsジオン水泳部各種
そして最後は
パーフェクト対決!

無茶苦茶楽しみだが、「集」から「巻」になるのはまだ先のようだ。。
閑話休題。

先日、今後のMH完成品増加を見込んで新型コレクションケースを導入。
ついでに整理整頓と家具配置をやり直し、現在のリビング正面はこのように。

半年ほどメイン位置にいたGTMカイゼリンは
部屋入り口に移動。
ついでに暑さで緩んでいたツインスイング関節を再調律。
ビシッと立るようになった。
いよいよGTMキット化解禁が近いようで、期待。
よくネットで見かける
完成品を置く場所など一切なく、何百と積まれた未開封キットに溢れた部屋が恐ろしくて。
自分もいくつか未開封のキットはあるが、クローゼットの奥にしまって普段は目に入らないようにしている。
MG誌人気連載記事:模型部屋
昔紹介されたけんたろう氏のような限界居住空間がなぜか、
ひどく恐ろしい。
とてもとても、恐ろしい。
恐らく、製作しなければならない義務感が眼前に積まれている状況が
心理的に辛いのだろう。
その状態が心地よい、と感じる人はどうやら多いらしい。
自分はキットより完成品に囲まれる空間に身を置きたい。
折角完成させた完成品をちゃんと展示保管できるべく
せめてリビングは綺麗にしたい。
完成品を眺めつつ、美味しく一杯飲めるように。
閑話休題02:
昔から模型新製品を転売目的で購入する層は一定数いたが
最近の景気後退から副業で転売を始める輩が増えた気がする。
生産出荷数の10%がそういった業者仕入で購入されていた印象があるが
最近はほぼ倍、20%になり目立つようになった感じか。
気軽に不用品を個人売買できるツールが整ったことも契機。
仮に
マスターグレード初回10万個出荷販売として
50%が未開封で積まれる:5万個
20%が転売業者仕入:2万個
とすると
ひいき目に見て
残り30%が購入即組み立てられるとすれば 3万個?
そのなかで1/10が塗装まで至る:3000個
さらにそのなかで1/10が完成?:300個
と想定すれば、
SNS上で散見する最新キット製作状況件数は、まぁ妥当な気もする数字だ。
つまり模型商品とは
10万個販売されても実に99700個が「完成しない」のだ。
完成到達率:0.3%
!!!
世にも不思議な模型趣味世界。
販売された商品の半分以上が未使用で保管され
完成できるように設計生産されているのに、完成に至るのは極わずか。
そう、完成させただけで充分「凄い」のだ!
さて、いくら貴重高額だといっても
棚に積んでいては完成しないのでウチは
エンゲージSR1に並べるべく入手した
アワートレジャー版マシンメサイア オージェを製作開始

手許PKGのシリアルナンバーから察するに
生産個数は300個ほどか。
既にもう完成させている猛者もおられるので
自分も完成を目指す!
が、その難度は高くEレベル。

なんとか無事屹立できたのでラウンドバインダーに挑む。
出来はともかく完成させただけで凄い!を目指して
ジュノーン後期型を胸を張って入手すべく
つづく。
