GTM破烈頭部デザイン解析:ファッションで髪型は超重要事項

右:NTイラスト版くるくる頭部
左:設定画版頭部
くるくる頭部版をNG
設定画版へのデザイン改編思考の流れを追体験。
まず
MH版では結局採用を見送った先端にボールが付いた角
フラッグホーンをどうしても使用したいらしい。
両方とも使用しているが前向きか後ろ向きかの2択
そのため、MH破烈最大の特徴だった頭頂部から長く伸びる角
ロングホーンは廃止

頭部側面装甲パーツ 3種
上から
・設定画版
・3035本編版
・NTイラストくるくる版
今回の破烈頭部で面白いのは
頭蓋部左右に特徴的な板状パーツを取り付けることで
大きくシルエットを変える方式としている。
昔から
ロボットデザインで顔:頭部デザインが重要であることに永野護氏は自覚的で
常にカッコいいロボ頭部を考えている稀有な才能人
この当りは鉄腕アトムとか鉄人28号などの影響が大きいのかも
ガンダムや他ロボも頭部デザインには苦慮していて
いろんなモチーフを取り入れて差別化している
ガンダム:足軽武士
ザク:SWストームトルーパー
ダグラム:ヘリコプター

MH、GTMの頭部
よくこんな形状思い付くな!!と感心することが多いが
今回破烈頭部はより顕著に
「髪型」ヘアースタイルを意識的に取り入れ差別化してて興味深い

NTイラストくるくる版は
元となったMH破烈頭部をいじり倒し
頭頂部ロングホーン→2つに分けてぐるっとひねってツインテール化
したまでは良かったが、こめかみ左右に置いた3つ穴パーツが決まらず
一旦デザインをご破算にして別デザイン案を進行

設定画版/本編版は前後に長い尖がったデザインに変換
フラッグホーンは後ろに流し、航空戦闘機に変形するGTM破烈のスピード感を表現、
課題だった3つ穴パーツはもみあげ位置に配置
デザイン内での収まりが良いし、視界を塞ぐ悪位置を回避できた。


キャラデザインでもロボデザインでも
頭部形状/髪型には超こだわって進行されるナガノデザイン
月刊FSS最新話扉告知
ナカカラ防衛戦で多数新型GTMが出るとのこと
また凄いデザイン、奇抜な頭部、髪型が出るんだろうな。
超期待。
RCベルグ複製パーツはボークスレジンパーツに比してとっても柔らかい
まるで「固めのチーズ」みたい!
扱いデリケートです
つづく
