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GN-010サバーニャ:仕様の正常化と市場性獲得のためのマーケティング論




今回、サバーニャは
キット3個分を使用し

ライフルビット×6丁
ホルスタービット×6個

を展開できるようにした。


また、
本来はクリアパーツで構成したかったであろう箇所:
額及び両肩のカメラも透明素材に置き換えた。





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完璧 を期すなら
ライフルビット×12丁
ホルスタービット×10個  =キット6個分

ということだが、それは流石にやり過ぎ感が。


お財布状況と効果予測を計りにかけ、今回の仕様に落ち着いた。



商品的制約のなか、
現仕様として世に出たプロダクツを
デザイナーが本来立体で実現したかったであろう形態にすることが出来た と思う。



まだ完成してないけど。



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では、最初からこうした商品仕様で発売できなかったのか? 
という話になると これはやはり難しい。


手持ちにする分以上のライフルを同梱する = スタンドが必要

展開できるホルスタービットを増やす = スタンドが必要

と、パーツ量が増えると当然 = 価格が高くなる。




今回製作した仕様をキットに盛り込むと
多分定価で +¥600~¥1000。

¥2400~¥2800くらいか。

 ⇒ RGを超えちゃうよっ。。。





過去の膨大な販売データから

「1/144サイズ・準主役級機体・映画新作」といった要点を想定しても
サバーニャに ¥2000を超える商品仕様設定はできないのだ。


また、ユーザーの購入決定以前に
¥2000以下商品 と ¥2000超商品では 流通/店舗の扱い量が大きく変わる。



さまざまな制限のなか、
今回のサバーニャは。


形状的には問題なくまとまり、
コストの制約から発生する省略度合は 充分及第点。


マーケティング視点では 大正解だと思う。





「足りない分は 知恵と努力で補え!!」

というメッセージが多分に込められた サバーニャ。


劇場版00シリーズ中 必作のキットです。




追記:


MSN-001A:デルタ+ は
全身を組み上げないうちに 首を切断。
1mm 延長。




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百式派生機は 首が長くないと。。。



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