カワイイ・キレイ はおなかから。

シルエットでの登場演出って「Z」を想い出させる(カナシイオモイデ…
さて
雄型で四角いデザインのものを造形しているとあまり気にならないが、
雌型を製作していると急に気になりだすのが、
骨格/デッサンの良し悪し だ。

著名な人型デザインだと
「0080」「逆シャア」などに登場するMSに顕著。
いわゆる
ブチメカは
腹部に相当するパーツが足りないことが多い。
2次元上のドローイングだと
画力にだまされ、格好良く見えるが
立体にすると破綻してしまう。

キット化の際に補正され
HGUC版RX-93 のように画稿段階で「腹部」を足されたり、
HGUC版ジェガンは そのまま立体化された為
モデラーの多くが「腹部」を足したりして対応している。
(ウチのジェガンEは一夜漬けの為 当然無改造。。。)
また、
MS-06FZ に腹部ブロックが足りないハナシは
通常ザクイメージとの差異:最大理由 として有名。。
(ジェガンのようには修正不可っ)
2次元上だと気にならないが
3次元化すると おかしく見えるのは
雌型体型のほうが顕著 だ。
デザインや造形の進化により最近のプロダクツで
多く雌型造形が世に出ているが、
「男性が女装してるように見える」ものが多い。
これは作り手が(デザイナー/造形者とも)
女性骨格を把握しているか否か にかかっているように思う。

少し前の造形品:GFF版ノーベル。
今となっては 細身の男性がセーラー服を着てるようにしか。。。
骨格/デッサンが出来てないと
胸を大きくしようが お尻をセクシーにしようが
手の込んだ女装にしか見えない。
じゃ 解決策は?
ということだが、
実は前述の「腹部を伸ばす」ことで解決する。
男性体型と女性体型のもっとも大きな違いは
・胴体骨格
・内臓器官
の2つ。
これらが関連する腹部:胴体がちゃんと表現できれば
男性的にも女性的にも表現できる。
胸部:腹部:腰部 のバランスは
女性のほうがどこも容積が小さいため、
比率的に腹部は男性体型よりも「長い」のだ。


てことで フェイエン。
これは元デザインが云々、てことでなく
(画稿の出来はノーベルもフェイエンも大差ない)
やっぱり
「ヴァーチャロンワークス」の
3D-CGモデリングがすばらしいってコトなんだろう。
見事に美しく造形されています。
その結果、あまりにキット構成/構造が繊細過ぎて
作り難い ってのは別問題(泣

いつまでもパンツ丸出しで申し訳ないが
スカートだけで 30パーツ近くありまして。
(ハセガワさん 生真面目杉)
整面作業が大変っ
HGUCフォーマットだったら
多分6パーツくらいにまとまってるハズ。。
つづく。
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