BCGKS1/35RX-78完成報告:仕上げ考察駄文と一期一会

映画プロップ並みに大きいブツなので
かなり派手に汚そうかとも思ってたが
仕上がってみればそこそこに留まった。


kei氏も同様の思索の果てに
並べてみれば丁度同じ程度のウェザリング/フィルタリングに。


これは明確な意思があってのこと。
以下、展示会場で合意した考察駄文。
※今回掲載画像はクリック→拡大設定
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RX-78は
MS-06ザクに対し大きく遅れをとった連邦が
起死回生を期し開発したAAA級の機密戦略兵器。
物資困窮に喘ぐジオン公国は
補給資材に余裕なく使えるものは極力使用し続けるため
やや薄汚れたり、塗装剥がれも多かろう。
酷い場合、装甲省略や別部品を
無理やり取り付けることもあっただろう。

一方、
圧倒的物量を持って挑める連邦は
ちょっとの破損/汚れでも部品交換し
常に新品状態に近かっただろう。

そして根本的に鉄の塊でできていた旧世紀の戦車とは違い
最先端素材で組み上げた最新ハイテク兵器であるMSは
多分、
錆びない。

汚れの大半は
オイル、雨垂れ、煤、土埃、紫外線劣化
などに留まる範囲。

そして装甲材を保護する塗料は
旧世紀のペンキではなく
宇宙空間での強烈な紫外線にも耐えるものなので
そんなペリペリ剥がれない。
そして戦闘ダメージは
最新作「鉄血のオルフェンズ」に描写されるように
多くの整備兵が自分たちの命を守り
敵を打ち倒してくれるパイロットの為に
最善の装備状態で送り出してあげようと
必死で修理整備清掃するため綺麗に磨き仕上げられている。

てことで
当方らのRX-78-2/3はソコソコのチッピング&フィルタリングにて
仕上げられ、展示ブースに屹立することとなったのだ。

そもそも
第二次大戦兵器群も
実際そんなに錆びたりしてなかったらしい。
汚れたまま戦場に送り出しては
搭乗する兵士達に申し訳ないし
手抜き整備に見えては上官に怒られるからだ。
皆さんも掃除を怠ると
奥さん&彼女さんに怒られるでしょ?
大事な愛車はピカピカに磨くでしょ?
模型に嘘は必要だが
錆びだらけの機体は
ちと嘘の付き過ぎであるようです。
以上、余計な薀蓄含蓄論でした。
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一期一会の邂逅であった
RX-78-2号機と3号機。
0079本編では実現しなかった
両機並び立つ姿を目撃できたのは 僥倖でありました。
展示二度目はありません 多分。
2016年はまた、別の競作企画になる予定。
次回は1/144展示解説。
つづく。
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